比べてもええやん。

ひとtoヒト

「他人と比べるなんて愚かだ」というひとは、その時点で相手のことを自分より下に置いて比べていると思う。「比べる」ということがダメなのではなく、そこに善悪や上下をつけることに問題があるのだ。

 

わたしはよく他人と比べて落ち込んだりする。それは善くないことだ、といろんなひとに言われた。「そんな正論、オマエに言われんでも知っとるわー!」と思いながらも、さらに傷付いていた。(笑)

 

しかしあるとき、友人のひとりが「あなたの場合、人と比べて役に立った経験も多かったからじゃないの?」と言ってくれた。救われた、目からウロコだった。

 

そうよ、そうなのよ!
自分の好きなモノ嫌いなモノ、仕事の進め方、絵の描き方まで…。他人と比べて解ったことがたくさんあったし、そこから自分なりの解決策を見つけたのだ。

 

自信がないときほど、自分を下に置いてしまう。それは自分の現在地というだけで、ただの事実だ。

 

誰かに対して「それは愚かだ」という否定をするのは、ある一面でしかない。すべてのことは、善悪ではなく裏表なのだということを忘れちゃいかん。すぐ忘れるから、書いておくよ!