ツバメの巣は新築か増築か?

居場所と境界線

5月くらいになるとツバメが飛んでいるのをよく目撃する。駅の構内やスーパーの軒下に巣を作っていて、ヒナに餌をせっせと運んでいるのだ。 

 

ツバメが飛んでいるときしか、 意識して見ていないから気が付かない。 彼らの巣が毎年新築なのか増築なのか解らない。意識をしていなと、目に入っているようで、見ていないものがたくさんある。 

 

新築でも増築でも、巣を自分たちで作る。カラスなんかは、ベランダから
盗んだ?ハンガーなんかでも作っている。以前アリの巣というのをテレビで見たけれど、何かとても美しく構築されていると思った。そういう動物の巣や巣作りというものを、とても愛おしく美しいと思う。  

 

そういえば、ひとはいつから自分たちで家を作らなくなったのだろう。
そのかわり、一生懸命に目に見えない居場所づくりや所在づくりで、あくせくしている。 

 

社会で生きてゆくには、たいていそういうものが必要なんだろうけど、なんだか、それを必死でやっている自分がちょっと滑稽に思えてしまう日がある。ツバメの巣を発見するたびに、いつもそういうことを考えてしまうなぁ…。